FIT(家族イメージ法)は、亀口(東京大学名誉教授、システム心理研究所代表)らがクヴェバック(Kvebaek,D. 1980)の開発したFamily Sculpture Techniqueを日本の家族向けに修正・改良を加えた心理査定・心理的援助のための自己査定法です。FITでは、被験者に円形シールを個々の家族に見立て、ワークシート上の枠内に配置をさせることで自らの家族をどのような「システム」としてイメージしているかを確かめることができます。
個別実施も可能ですが、家族同席で実施し、相互にその結果を確認させることにより、家族相談の初期段階での主訴を的確に確認することができます。また、カウンセラーやセラピストが面接を通じて何を達成しようとするかについての説明責任(アカウンタビリティ)を果たす上でも、FITは有効なツールとなります。
FIT(家族イメージ法)専用のワークシートを使い、進めます。 | |
「FIT(家族イメージ法)」ワークシート・専用シール・筆記用具の3点のみで簡単に行う事が出来ます。 |
記入例とその意味について | |
シールの色の濃さ、シールを配置する順序、置き方、向き、距離、線の太さなどから総合的に家族関係を診断します。 |
■ FITの実施方法や分析方法等の詳細に関しては『FIT(家族イメージ法)マニュアル』をご覧ください。
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