理念と目的

  • システム心理研究所は、21世紀の社会がかかえる問題をシステム心理学の視点から解明し、その解決に向けて実践的な取り組みを行うことを目的とします。
  • 個体中心で進められてきた心理学の発想を転換し、システムという<関係>を認識の単位とする新たな心理学としての「システム心理学」の構築を目指します。
  • 研究および実践の対象は、人間が作り出したシステムであり、その原点としての「家族システム」の解明とその心理的問題の解決を主たる目的とします。
  • わが国における「ワーク・ライフ・バランス」の早期の実現を目指し、民間団体・学術団体・地域組織・自治体および政府の各システムレベルの政策立案を支援します。
  • 子育て支援、不登校・ひきこもりの解決、夫婦関係の改善、家族力の増進、職場のメンタルヘルスの改善、心のタフネスの育成プログラムを推進します。
  • 当研究所の理事長である亀口憲治(東京大学特任教授)が開発した「家族イメージ法」(FIT)および「超軽量粘土法」を心理学的援助用具として使用する効果的な実践モデルを紹介します。
  • 日本語による物語(ナラティヴ)アプローチの基盤を形成するために、夏目漱石とその作品が織り成す「漱石システム」の解明に取り組みます。
  • 人々の生きる活力源としての「家族力」を高める実証的な研究の開発とその成果を応用した国産の家族心理教育プログラムによる社会貢献に努めます。

システム心理研究所の主な活動

 システム心理講演会の開催
 講師派遣
 心理コンサルテーション
 FIT(家族イメージ法)の頒布
 「漱石システム」の解明
 「家族力」を高めるための産学連携事業の推進

ページの先頭へ